「<新しい化学物質規制は欧州から始まる!>化学物質規制の最新動向セミナー」というタイトルで、株式会社情報機構様でセミナーを開催していただくことになりました。
REACH、RoHSを鑑みてもわかるとおり、昨今の化学物質規制は欧州から始まります。そして、その規制は、欧州を主要顧客と位置付けている中国にもすぐに波及しますから、欧州と直接取引がない会社も影響を受けることになります。しかし、現在欧州で議論されていることを知ることで今後の規制動向を把握することができます。
このセミナーでは、主に輸出企業の皆様に、欧州で議論されている化学物質の規制やそれらの調査方法をお伝えします。それにより企業の皆さまは規制対応の事前検討や準備を進めることができ、規制発行の際に慌てずに対応することができるようになります。
RoHSやフタル酸エステルが規制され始めたころを思い出してください。皆さんは顧客から突然「貴社の製品には鉛やフタル酸エステルが入っていないことを保証してほしい」と言われ、戸惑った経験はありませんか?
限られた納期時間の中で、規制に関する調査をしたり、外部分析機関に製品分析を依頼したり、原材料や包装材料のメーカーに同じように問い合わせをしたりするなど、バタバタしたのではないかと思います。
「そんな先のこと」と思っていますか?規制が発行した後、分析の結果、規制物質が含有していなければいいのですが、万が一含有していた場合は、製品の改良が必要となります。改良できなければ取引がなくなってしまうかもしれません。
今、どんなものが忌避されているのか知っていれば、事前に準備をするなどにより事業環境の変化にも対応できます。
このセミナーでは私がお伝えするのは以下の通りです。
・欧州で現在議論されている化学物質規制の最新情報
・欧州以外で議論されている化学物質規制
・規制化される可能性がある情報の収集方法
「敵を知り、己を知れば…」という格言にもある通り、少しでも情報を持っているに越したことはありません。海外の規制動向をウォッチし、急なビジネスの環境変化に備えましょう。
皆さまのご参加をお待ちしております。